2015年6月18日木曜日

一番言いたかったことは・・・。

先日、NHK鳥取放送局の取材があり、
17日ローカルニュースで放送されました。
「高齢者地方移住提言の波紋」といった内容です。
都会から米子に移住され、まちなかに入居された方への取材と、施設側のコメント撮りでした。
放映された部分は、NHKさんが望んでいた部分で、その10倍くらいコメントしています。
↓取材風景



↓は放送の1シーン

地方移住について、個人的には肯定的です。
都市部の高齢化問題は、地方で考えている以上に大変です。
地域コミュニティーも希薄で、生活困窮されている高齢者の発見も遅れがちです。
今頃、都市部に高いコストで箱もの作る余裕があるのでしょうか?
アベノミクスで景気のいい企業が、ごく一部の富裕層向けの超高級有料老人ホームを建設するかも知れませんが・・・。

放送では、都市部の方が、鳥取県で100人待ちの特養に申し込まれても受け入れが困難であるといった件がありましたが、都市部の方が鳥取県の100人待ちの特養を申し込むなんて、現実的ではありません。そんな心配する必要ないです。
心配するほど移住の希望が殺到するでしょうか?

受け入れる余力のある住宅サービスと都会のニーズが合えば、いいだけです。
移住もご本人の選択でされるわけで、
鳥取県みたいな田舎に移住するのは、いやだという方は、来なければいい。

そして、一番言いたかったこと・・・。
まちなかには、テレビでご紹介のあった入居者がおられます。
都会で生活し、定年退職後、全国廻られて、セカンドライフを送る地に米子市を選んでくださいました。
毎日、米子のイベントや文化施設、グルメを楽しみ、日々充実した生活を送っておられます。
そして「米子の町を本当に愛しています。今、満足した老後を送らせてもらっており感謝しています。米子で人生の最期を迎えたい。」と仰ってくださいます。
米子の人間としてこれほどうれしい言葉はありません。
このような方を一人でもお迎えしたいし、増やしていきたい。
ただ、それだけです。

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